曲調や歌詞がもたらす印象をできる限り忠実に照明演出に反映させ,オーディエンスに伝える手法について研究している. 自動照明演出の実現は, 新たな舞台演出の創出, また家庭やVR空間内などでにおいて本格的な照明演出を可能にすることが見込まれる.
2021年3月 「情報処理学会 第83回全国大会」で発表. 「学生奨励賞」を受賞.
2021年9月 「エンタテインメントコンピューティングシンポジウム(EC2021)」にて発表.
現在も引き続き研究を行なっている。

目的

舞台照明の設定は専門の技術者が曲調に合わせてその配色や変更のタイミングを決定している。この手法はアーティストの要望を取り入れられる一方で、技術者個人の感性に依存しており、同じ曲でも技術者によって設定が変わることがある。 本研究では、照明の調光・調色を曲調だけではなく歌詞の特徴も用いて変化させることで、曲のストーリーを考慮した自然な照明の移り変わりを実現する。

ターゲット

アマチュアバンド・ライブハウス

資料

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コーディングについて

音声ファイルの処理も行なったためlibrosaというモジュールを使用した。多くの要素をお組み合わせているため複雑な構造になったがまとめてライトの出力まで行うことができた。